所蔵する芸術品のみならず、建築物自体がアート
晴天時には建物に映る水の揺らぎが目を奪われるほど
館内から眺める水庭はなんとも言えぬ美しさが広がる
近代建築と自然、そして和が融合した
空間的アートが美しい美術館
琵琶湖観光、比叡山観光などのついでにこの美しい美術館で日頃の謙遜を忘れアートに浸るひとときをお楽しみ下さい。
人の心を打つ芸術性がそこにあります
佐山美術館 外観を望む
まるで水に浮かんでいるよう。
神秘的な建築の中で芸術に圧倒される。
切妻造りの建築物とは珍しい。
切妻造
「妻」は「端」(つま)の意味で、屋根の妻(端)を切った形というところからきており、屋根の頂部の水平な大棟から両側に葺き下ろすこのような屋根形式の建築様式を切妻造または切妻屋根を言います。
水庭に浮かぶように佇む巨大な2棟の建物は和の趣を漂わせている。
エントランス
17:00閉館時のエントランス。
佐山美術館
平山郁夫が入る本館南棟。
国宝の比叡山延暦寺、シルクロードなどが所蔵されている。
平山郁夫
人物
中学3年時、広島市への原爆投下により被災する。この被爆体験がのちの「文化財赤十字」活動の原点となる。
東京藝術大出身。在学中、原爆後遺症か白血球が減少し生死を彷徨いかけたが、「仏教伝来」(三蔵法師がテーマ)を書き上げる。ここから平山郁夫が仏教を通じた作品が軸となっていく。
テーマはやがて広意となり、古代インドに発生した仏教をアジアの果てまで伝えた仏教東漸の道と文化の西と東を結んだ「シルクロード」への憧憬に繋がっていく。
後、ヨーロッパ諸国の訪問も多く行なったようだ。
国内外を問わず長年にわたって後進の指導に当たる。日本への敦煌研究者及び文化財修復者など受け入れ事業などを提唱し、敦煌莫高窟の壁画修復事業にあたって日本画の岩絵具を用いた重ねの技法を指導するなど、現地で失われた美術技法の再構築と人材育成に尽力した。「文化財赤十字活動」の名のもとカンボジアのアンコール遺跡救済活動、敦煌の莫高窟の保存事業、南京城壁の修復事業、バーミヤンの大仏保護事業などの文化財保護や相互理解活動を評価されるなどその活動は幅広く社会への影響も大きい。
日本とアジア諸国との友好活動や東北アジア・中央アジアでの文化財保護活動はアジア諸国、特に中国政府から評価が高く、日中友好協会会長も務め、「文化交流貢献賞」が贈られている。またマニラ市のラモン・マグサイサイ賞財団よりマグサイサイ賞を贈られている。
一方、「文化大革命や都市開発により中国人自身の手によって破壊された中国の歴史的建造物を『戦時中に日本軍が破壊した』として日本人から寄付金を募って中国の文化財の復元事業に当てた」として批判も受けている。「梁思成は日本の古都の大恩人」という根拠薄弱な説に基づいて寄付金を募り、梁思成の銅像建立事業を主導した事も批判の対象となっている。また国立大学(後に国立大学法人)である東京藝術大学の学長という公職にありながら、出版社、百貨店、放送局などとタイアップした自作の展示即売会で多額の利益を上げている点などを批判されることもある。
出展:wikipediaより
平山郁夫とシルクロード
1966年,現在のトルコ共和国の地に入り,ビザンチン時代の石窟教会に残る壁画を模写。シルクロード関係国に足を踏み入れた最初であった。同年,消失した法隆寺金堂壁画の再現模写のメンバーに選ばれたことをきっかけに,その源流といわれるアフガニスタンのバーミヤン石窟寺の壁画を訪問・取材。以後,中国,中央アジア,西アジア諸国に取材し,シルクロードとの関わりは益々深く強くなっていった。
「私がシルクロードを歩くようになったのは,日本文化の始まりである仏教伝来の道をたどることが目的」だったという平山画伯は,「仏教伝来」をはじめ,「玄奘三蔵への道」「アレクサンダーの道」シリーズなど,シルクロードと関わりの深い作品を数多く残している。
地下空間の壁に幻想的に映る水影
地下空間の響吉左衛門館のロビーの壁にが、11:30〜12:00ごろに幻想的に水影が映る。
- ここにテキストを入力天候が晴天時に限る
- 水影観測は11:30〜12:00頃
グルメも満喫しよう!
佐山美術館の近くの駅はJR野洲駅があります。
中華料理「秀」というお店ですが、麻婆豆腐がとにかく美味い!
安心の食べログ評価3.4以上の連日お客さんで賑わうお店です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
美術館情報
店名 | 佐山美術館 |
---|---|
住所 | 〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891 |
電話番号 | 077-585-7800 |
入館料 | 大人:1000円 学生600円 中学以下無料 |
営業時間 | 【火〜日・祝日】 9:30〜17:00(入館16:30まで) |
定休日 | 月曜日(月曜が祝日の場合はその次の日休館)・年末年始 |
駐車場 | 有 |
コメント