今年の4月にITストラテジストを受験します。そのため、過去問を今解いていってますが、ITストラテジスト午後Ⅱ問題における経営戦略重要ワードについてメモを残していきます。参考にして頂けたら幸いです。MBAで習う、知っておかなければならない重要項目にも軽く同時に焦点を当てていきます。
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コアコンピタンス
平成28年:問8
競合他社が模倣できないような、自社が持つ技術やスキルのことで、企業の競争力の源泉となるもの。スキルや技術以外に、ブランド・物流ネットワーク・生産方式などもコア・コンピタンスとなます、
SEKIモデル
平成30年:問14
平成28年:問14
知識創造(ナレッジマネジメント)と呼ばれる人の隠れた技術(職人技)やノウハウを見える化することで周囲に伝達し定着させていくというフレームワーク。一橋大学の野中郁次郎名誉教授が提唱した理論で世界中で浸透しているあまりにも有名なモデルです。MBAでは必須です。中小企業診断士試験にも頻出ワードです。
形 態 | 内 容 |
【共同化】 | 経験の共有などによって暗黙知を伝達する |
【表出化】 | 暗黙知を第三者と共有できるよう形式知に変換する |
【連結化】 | 形式知を組み合わせて新たな形式知を創造する |
【内面化】 | 形式知を個人のスキルとして習得 |
成長マトリクス(アンゾフ)
平成29年:問5
平成28年:問27
MBAでもケース分析で超使います。特に自社分析と将来的な製品開発の深化及び理解に使用したりするので知っていて損はないです。グラフが書けるようになるとグッと経営知識が向上します。アンゾフの成長マトリクスは中小企業診断士の試験でも超頻出なので是非覚えておきましょう!
製品と市場の観点から、事業拡大の方向性を市場浸透・製品開発・市場開拓・多角化に分けて戦略を検討する。
ファイブフォース分析
令和1年:問13
マイケルポーター教授が提唱したファイブフォース分析はマーケティングやコンサルで非常に多く使われています。是非知っておきたいフレームワークの一つです。5点の競争要点関係図の当てはめ問題が頻出してますので以下の要因は必ず覚えておきましょう!
ファイブフォース分析では、企業の戦略に影響を与える以下の5つの競争要因について外部環境を分析します。
- 新規参入の脅威
- 大替商品の脅威
- バイヤ(買い手)の脅威
- サプライヤ(売り手)の脅威
- 競争業者間の敵対関係
バリューチェーン
平成29年:問6
バリューチェーンとは、企業の内部環境を分析するフレームワークです。企業活動における5つの種活動と4つの支援活動それぞれの活動によって、価値とコストを把握し企業が競争に勝ち抜くための強みを明確にします。
5つの主活動
- 購買活動
- 製造
- 出荷物流
- マーケティングと販売
- サービス
4つの支援活動
- 調達活動
- 技術開発
- 人的資源管理
- 全般管理
SWOT分析
企業の経営環境において内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)から好影響・悪影響を与える要素について分析するフレームワークです。ファイブフォース分析と合わせて選択問題として頻出しています。こちらもMBAでは必須で習うフレームワークで、コンサル・マーケティング従事者は知っておかなければならないフレームワークです。
ブルーオーシャン戦略
平成28年:問9
競争が激しく、血みどろの争いを繰り広げているような飽和している市場をレッドオーシャンと言います。対して競争相手が不在で、無限に広がる可能性を秘めた新たな市場のことをブルーオーシャンと言います。
プロダクトイノベーション
平成29年:問15
革新的な製品(プロダクト)を開発することで競合他社に対して製品で差別化すること。
TRIZ
平成28年:問15
TRIZの正式名称は意味がわからないのでこのままなんとなく覚えましょう。TLO・シックスシグマとセットで選択肢として出てくることが多いですね〜
特許(200万件以上の特許や開発事例を基にしている)を分析して生まれた問題解決技法で問題(矛盾)を創造的・発明的に解決するための弁証法的な思考法を具体的な方法論にまとめたもの。
M&A関連
垂直統合
平成30年:問6
TOB(株式公開買付)
MBO
LBO(Leveraged BuyOut)
令和1年:問6
企業の買収に際し、買収先の資産価値などを担保にして、買収のために必要となる資金を金融機関などから借入金として調達し、企業買収をおこなる手法です。レバレッジをかけた買収と覚えましょう!
【メリット】:
買収資金の一部・半分を負債として確保できるため少ない手持ち資金で大規模な買収を行える
【デメリット】:
他人資本を利用して自己資本に対する利益率を高められる
EBO
TLO(技術移転機関)
平成28年:問15
大学の研究成果の特許化及び民間企業への技術移転の支援を行い、産学の仲介役をはたす機関。主に大学がTLOになる。