【資格】溶接管理技術者2級の簡単な取得方法 勉強時間 合格率 難易度

溶接管理技術者

JIS Z 3410(ISO 14730)/WES 813 溶接管理技術者の受験と受験対策について記述します。

私はこの方法で溶接管理技術者2級を取得しました。この溶接管理技術者資格は海外での認知も高まっていることから今後、溶接に関わる人材にとって明るい未来が待っている資格と言えるでしょう。技能講習で取れるアーク溶接技術講習など受講すれば取れる資格とは違います。知らない方からしたら同じのように見えるかもしれませんが異なる上位資格になります。業界以外の方からしたら認知度が低い資格なので仕方がないかもしれません。私も説明の度にしんどいです。しかし、業界での認知度・評価はピカイチです。特に一流企業の国内メーカーである、新日本製鐵・JFE・神戸製鋼所・IHI・重工業系などの鉄鋼やボイラーを生産するメーカーにとっては溶接技術は必須であり、需要が高く能力の差別化ができる高度資格になります。

上記の求人欄を見ていただければ分かりますが、生産技術職に着くには溶接管理技術者1・2級必須と書かれています。鉄鋼・アルミ系・ボイラー・化学プラント・造船・建設・エネルギー施設など需要が多いこの領域でワンランク上で活躍したい方にオススメしたい資格です。

試験申込もうすぐ開始!!

2021年10月5日:17時30分必着
試験日:11月7日
(日)

遅れたら本当に受け付けてくれません・・・・
一度1日遅れたら返金されました。(返金は1ヶ月くらいかかる)
絶対前もって郵送しましょう!願書の取り寄せもお忘れなく。(取り寄せは自己負担です)
基本的に前年度の願書は使えません、近くで貰えるわけではなく、インターネット申し込みでもなく本当に不便です・・・・

目次

最短合格方法

口述試験(2次試験)を免除すること※必須!

溶接管理者の試験は「筆記試験」と「口述試験」の2つ合格することで免状がいただけます。試験日はそれぞれ1ヶ月遅れであります。口述試験ははっきり言って激ムズです・・・・溶接はもちろん、素材、非破壊にまで精通していないと百戦錬磨の溶接協会の試験官の鋭い質問には答えられないでしょう・・・。ここをパスできる人材はそもそも2級を受けません。

なので、口述試験をすっ飛ばしてしまいましょう!

年1回の「溶接管理技術者講習」を必ず受けること!

年1回の溶接管理技術者の講習を必ず受けてください。もれなく「口述試験免除」の資格がいただけます。

講習は、

  • 1級:4日間(7時間/日):52,800円
  • 2級:3日間(7時間/日):41,800円

1日7時間ほどみっちりありますが、我慢して参加してください。そして金額もめちゃ高いですが、得られるメリットが大きすぎるので必ず受講してください。

2級を受ける場合は、通常「2級」の講習を受けがちですが、1級を近い将来とる場合は「1級」の講習を受けてください。

メリットとしては、

  1. 1級・2級の両方の口述試験免除資格が得られる
  2. 2級の場合、1級受験年また講習を受けなければならない(それか口述自力受験)
  3. 級春受験時、自力で口述試験受けなければならない

❶に関して、2級の講習は当然2級のみ対象です。1級は下位資格の2級も免除対象です。❷に関して、当然2級合格して次は1級だ!と思っても、1級の口述免除権利がないのでまた講習を受けなければならない。❸に関して、講習は8・9月しかないので自分の都合よくない。

なので、価格は1万円くらい差がありますが、2回来るのは超苦痛ですし、仕事を3・4日も何度も休めないので絶対「1級」の講習を受けることをお勧めします。

口述試験免除期間は受講終了日から2年間、直近試験を含む4回の受験で有効

例)
2020年9月受講終了の場合、以下試験のみ口述試験が免除される。

  • 2020年11月試験
  • 2020年5月試験
  • 2021年11月試験
  • 2021年5月試験

講習の有効切れはいかなる理由であっても失効になります。(コロナで試験が今回飛んだので半月効力が伸びるという特例が今回はありましたが)

なので、期間が切れたら再受講が必要です。

 

開催月:年1回 8・9月
開催都市:東京・大阪・名古屋・静岡・仙台・福岡


大阪・東京はすぐ埋まってしまいますので早めに予約が必要です。
特に2級が前回最初すぐ埋まってしまいます。

○2級での講習使用テキスト

○1級での講習使用テキスト

 
 
 
 

問題集をひたすらとく!!

2級の講習を受けた場合

2級の講習を受けた場合は、講習でもらえる分厚い問題集をやり込みましょう!そして、2級の過去問をひたすら解く、暗記する!

勉強時間は1〜2ヶ月くらいあれば大丈夫です。

1級の講習を受けた場合

1級の講習を受けた場合は残念ながら、講習専用の問題集はもらえません。この問題集は非売品のため買うことができません。内容も非常によく、解答も詳しいのでいただけない方は残念ですが諦めてください。(2級受験時は非常に強い見方ですが)1級の講習でもらえる問題集はその数倍ランク上の問題集ですので喜んで下さい。(1級受験時はこちらを解きまくる・暗記する)

2級用の講習専用問題集がなくても、2級の過去問が豊富にありますのでこちらを暗記すれば問題ありません。2級は全問選択式で、似たような問題が出ますし、問題数も多いので点数が稼ぎやすいんです。(1級は記述式あり)

ちなみに私は1級の講習を受けて、2級の過去問のみをひたすら解き、ノートにTIG溶接、MIG溶接、素材等まとめ、暗記して勉強期間1ヶ月程で合格しました。

結構、手応え的にギリギリだったと思います。

60%取れば良い!

2級は60%の正答率で合格なので、甘めです。1級は70%の正答率で問題も激ムズなので厳しい・・・(普通逆だろ・・・)

なので、満点の勉強ではなく、満遍なく得点することが大事です。わからん問題や苦手分野は捨てる。(最悪4択で25%で当たるが、消去法で50%にする努力を)

試験ごとの分野別出題比率など協会が発行していればさらに対策しやすいのですが、そこまで親切ではないので問題解いて言ったら傾向がわかってくると思います。

最低3巡してください!

◇◇参考◇◇

私のやり方ですが、参考になれば。

  1. 1巡目:答え見て丸つけていく(さっと眺める・考えない)
  2. 2巡目:眺めていく(熟読)
    ※図・文字で理解しにくい場合は動画・WEBで詳細を調べてイメージを
    定着させる。手で分からない所のみ書いて整理する。(ノートに)
  3. 3巡目:ひたすら解いていく(3回チェック入れる)
    直前:3回解いても間違える・分からない問題だけ見る
  4. 寝る:頭を寝て整理して試験に臨む

もし60%以下でも復活のチャンスが!!

もし正答率60%以下でも60点付近での不合格の場合、口述試験が受けれるチャンスがあります。(講習受講者のみ

噂ですが、講習非受講者はガチの口述試験で専門的な口述試験(自分の溶接職種と業務内容・溶接に関する専門的知識の確認など)が行われるらしいですが、講習受講者はやや優しいとの噂です。

評価試験申し込み用紙取り寄せ方法(願書)

溶接管理技術者の申し込み用紙ってどこでも手に入らないんですよね、東京だし・・・・。そして溶接管理技術者のホームページごちゃごちゃしすぎてどこに取り寄せ用紙があるか分かりません。WEBで請求・申し込みできたらいいのに。溶接技術者は申し込み用紙を記入してFAXで送って協会に届いたら無料で郵送してくれるという古典的なシステム。直近なら超焦るところです💧下のボタンにリンク貼ってますので、クリックしたら申し込み用紙請求(2021)に飛びますので記入して印刷して、FAXで送りましょう。最近の家にはFAX使わないので無いと思いますのでコンビニのコピー機で送りましょう!

整理術は勉強にも生きる

ご参考までに。

私は佐藤可士和さんのこの本を読んで、いかに思考を整理するかの大切さを学びました。(ユニクロ、楽天、Tカード等のコーポレートロゴデザインされた方)また機会があれば読んでみて欲しいです。整理というのは当たり前ですが、当たり前に出来ていないのが現代人です。私もまだまだです。視覚、聴覚から入ってくる目まぐるしい情報を認識するために脳が疲弊してしまっている状態でした。仕事もあり、イライラする・・・・そんな時この本に出会ってシンプルな生き方をしようと実践してます。必要なものだけに厳選するだけでかなり精神安定します。勉強も結局余裕が必要ですので頑張りましょう!

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