私が実際にMBAで学び、講義を通してアサイメントで紹介された書籍で良書と判断した書籍をご紹介します。MBA入学前にざっと目を通すだけで入学後の講義の内容や課題への取り組みが非常に楽になります。MBAは大変に、、大変に、、、忙しいし苦しい。知識の底が深く、領域も広い実学です。知識だけではなく、いかに自分の知識として応用、繋げる、生み出すことが重要です。なので、どこのビジネススクールでも当たり前に教科書としている書物は読んでおかなければなりません。
基本的にMBA(経営学)の主流は海外にあり、多くは海外のMBAで使用される教科書や、海外の著名な教授が書かれた世間的に価値がある書籍がMBAではアサインされます。その講義の担当教授次第でもあります。しかしながらイノベーションにおいてはこの書籍を読まずしては語れません。
私は技術系出身で、情報技術や電機技術を用いて何か社会に役立てる革新的なことがしたい(社内の古い構造を変えるなど・・・)と思い、イノベーション領域を専攻しました。MBAには技術系出身者は少ないですが、技術系出身者は自身の積み重ねてきた技術を生かした考え方をするのでイノベーションに重きを置く傾向があるように感じます。
MBAにご興味がある方はご参考になさってください。
破壊的イノベーションのジレンマ
イノベーションを学ぶ上で、名書中の名書籍!!この書籍なしにイノベーションは語れません。この本を読み終えた後に「持続型イノベーション」か「破壊的イノベーション」なる考え方を持って企業のイノベーション行動が分かるようになります。競争戦略的要素の強い良書です。ハーバード大学ビジネススクール教授のクレイトン・クリステンセン氏が放つベストセラー書籍です。

経済発展の理論
イノベーションという言葉を新結合という言葉で最初に定義した経済学者がシュンペーターです。イノベーションを語るにはまずこの新結合理論に触れなくてはなりません。過去、現代ともにイノベーションに関する学者による講義において「新結合」という言葉が出ないことはありません。(※イノベーションの概要を述べる際)

ブルーオーシャン戦略
ビジネスを語る上で、「レッドオーシャン」、「ブルーオーシャン」という言葉はなかなかに表現しやすく説得力のあるパワー用語です。ブルー・オーシャン戦略もベストセラー書籍です。
両利きの経営
私はこの「両利きの経営」の書籍を一番オススメします!
オープンイノベーション
最近流行りのスタートアップとの協業するための「オープンイノベーション」ですが、その礎を作ったのがハーバード大学のヘンリー・チェスブロウの「Open Innovation」です。この本呼ばずしてオープンイノベーションを語るなどあり得ません。まずは、始祖の思想と現代で更新されてきた意味合いを理解することが大切です。

更に学習するための書籍
